認定ストレングスコーチからのコーチングのススメ

そもそもコーチとは!?

「 コーチ 」と聞くと、アスリートなどの選手をビシバシと指導する熱血コーチ! をイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。そもそも、コーチとは一体何をする人だと思いますか?

コーチの由来は、「コーチ(Coach)」、馬車という意味。馬車の役割は、乗る人が望む目的地まで送り届けることですよね。

そこから、コーチは教育やスポーツなどさまざまな分野で、個人や組織の目標達成をサポートする存在として認識されるようになっていきました。

つまり、コーチングの目的は、クライアントが向かいたい方向、達成したいゴールを明確にし、そこにたどり着けるようにすることといえます。

先の熱血コーチと違いクライアントがゴールするまで、寄り添いながらともに走る伴走者のようなイメージを持っていただいたほうが良いかもしれません。

コーチはクライアントに寄り添い、課題を自ら解決するのをサポートしていきます。

「 自分の向かいたい方向やゴールなんて、自分で決めることができるし、自分のことは自分が一番わかってる 」

こう思われる方も多いかもしれませんが、次のお話を聞いたことはありませんか?

忙しい人にこそコーチングが必要

木こりが、木を切っていると、通りがかった旅人がその様子を眺めていたが、斧を振るう勢いのわりに、なかなか木が切れていない。

見ると木こりの使っている斧がこぼれしているようなので、旅人は言った。

「斧を研いだほうがいいのでは?」すると、木こりは言った。

「わかっちゃいるんだけどね、木を切るのに忙しくて、それどころじゃないよ」

イソップ童話「 木こりと旅人 」

有名なイソップ物語のお話です。この話が伝えたいのは、目の前の仕事に夢中になりすぎるのではなく、いったんそれを止めて、効率良く進めるための工夫をすれば、同じ仕事をもっと楽に進められるようになり、全体として時間あたりの効率が上がるということ。

目の前の仕事をこなすのに精一杯で、それを効率良く進めるように工夫する余裕やその発想を見つける視野が狭くなってしまっている様子を表した話ですね。

毎日、忙しいが口癖になってしまっている人には、耳の痛い話ではないでしょうか?

一旦、立ち止まっていまの仕事の向き合い方を見つめることは、仕事の手を抜いていることではありません。むしろ、仕事の効率アップのために重要な時間です。

また、これは仕事だけに限った話ではなく、プライベートでも同じことがあてはまります。目の前のことに集中するあまり、ほんとうにやりたいことや今すべきことが見えなくなってしまっていることもあります。

ストレングスコーチのススメ

誰しも、自分のことは案外見えていないものです。

自分の強みを育ててより充実した人生を歩みたいのであれば、ストレングスファインダーの診断を受けることをオススメいたします。そして、当然、受けただけで終わりにせず、その結果を活かしていくことが大切です。

ただ、その結果を自分ひとりで理解をすることも可能ですが、ストレングスコーチからのコーチングを受けることで、その効果は何倍にもなるでしょう。

ストレングスコーチとは?

ストレングス・ファインダーのコーチングは、ストレングス・ファインダーの診断結果を踏まえて、強み活用のノウハウを盛り込んだコーチングを受けられるというプログラムです。

ストレングスコーチとは、ストレングス・ファインダーを提供するギャラップ社が認定しているコーチの資格で、ストレングス・ファインダーを用いた人材開発の指導を行う資格として公式に認めたものです。

ストレングスコーチになるためには、ギャラップ社によるコースを受講し、また、コーチングの実践練習を積む必要があります。

ストレングスコーチは、ストレングス・ファインダーの考え方や指導法を習得していますので、ストレングスファインダーに基づく「自分の強みを活かす」ためのコーチングを受けることが出来ます。

ストレングスコーチのメリット

自分では気づかない強みに気づける

認定コーチは、数多くの研修で受検者の話を聞き、個人やチームの受講者へのコーチングで才能を引き出してきたプロコーチです。

これまでに多くの人を見てきているので、客観的で的確なアドバイスや気づきを生み出す質問をもらえるでしょう。

 強み自体が無自覚なものなので、自分1人では気づことは困難です。ストレングスコーチによって、自分によって自分では気づかない強みを指摘してもらえることでき、気づきも得られます。

間違った理解を防ぐことができる

ストレングスファインダーの結果は日本語訳であり、そのまま理解してしまうと誤解して受け取ってしまう可能性があります。例)「社交性」が下位に出た場合に、人付き合いが苦手、と判断してしまうなど。

また、日常生活であまり使用しない表現(言い回し)などがあり、理解しにくい表現が含まれてもいます。例)「包含」という資質。あまり普段聞いたことがない言葉だと思いますが、いかがでしょうか?

せっかく診断を受けたとしても、誤解してしまっては、元も子もありません。ストレングスコーチによって、そうした誤解を未然に防ぐことできます。

より効果的で最新の活用法を教えてもらえる

ギャラップ社にはストレングスコーチ向けのコミュニティがあり、最新の情報を入手することができる環境にあります。そのため、クライアントには、常に効果的で最新のサポートを提供することが可能です。

モチベーションの維持

コーチングを受けることはモチベーションの維持が可能となります。診断結果を自分だけで向き合い続け、また行動を継続することは難しいかもしれません。また、読んだだけでわかった気になるおそれもあります。

しかし、コーチングであればスケジュールの設定なども行ってもらえますし、定期的にコーチングを受ける場があることが、「次のコーチングまでにこれを実行する」といったことを決めて、しっかりと前に進んでいくことが出来ます。

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