プロフィール

KATO・KENT

はじめまして。わたしは、現在、セラピストをしながら、セラピストスクール講師、コンサルタント、コーチをしている「 加藤けんと 」と申します。

今年(2023年)、起業して約10年目を迎えます。わたしの起業してこれまでの経歴を聞いてください。

全てがゼロからのスタート

わたしは、35歳の頃、築40年の古びたマンションの一室でセラピストとしてサロンをオープンしました。

オープンしたまではよかったのですが、お客様がこない!!

予約表はガラガラ。週に予約が1人だけという日もザラでした。

いま振り返ってみたら、そりゃ当然。

資金0、知識0、人脈0、全てが0という状況からスタートでしたから。

なんの準備もせずに裸一貫でサバンナに飛び出たような状態。

当然、売上は出ず、家賃の心配や食費を切り詰める生活。食費節約のため、もやしと納豆ばかり。

好きな人には、お金がないので、自分の服を売って誕生日プレゼントを購入するほど厳しい生活。

30代半ば。会社員を辞め、一念発起して、夢と希望をもってサロンをオープンしたにもかかわらず、待っていたのは、毎日、不安を抱えながらの生活。

「 起業したのは間違っていたのでは!? 」「 会社員だったほうが良かったのでは!? 」「 もっとしっかり準備してから起業するべきだった!? 」と思い悩む日々。

周りの友人が家や車を購入したり、結婚したり、どんどん生活レベルが変わっていくなかで、わたしは経済的にも精神的にも非常に厳しい毎日を過ごしていました。

そして、今

それが、いまではおかげさまで満員御礼の日々。

予約表は毎日いっぱい、2ヶ月キャンセル待ちが続くことも。県内だけでなく、県外からもご来店されるお客様も。

古びたマンションの一室も、デザイナーズマンションを経て、今年、念願だった古民家サロンを構えることができるようになりました。

さらに、全国から生徒さんが集まってくれるようなスクールを運営をすることができ、いまはたくさんの生徒さんを抱え、先生や師匠と呼ばれるように。

10年前の起業当初は個人事業主だった肩書きも、いまでは株式会社や協会を設立したことにより、サロンオーナーから、代表取締役社長、代表理事に変わりました。

ありがたいことに経済的にも余裕ができるようになったことで、当然、もやし・納豆生活は卒業。(健康のために食べているけれど)

家族や友人にもプレゼントができるようになりました。

なにより嬉しいのは、お客様のお役に立つことができ、多くのお客様の笑顔を見ることができるようになり、「 仕事が楽しい 」毎日。

サロンオープン当初とは大きく変わり、自分らしく、自分のペースで、自信を持って仕事をしています。

サロンオープン当初からは想像もできないほどの変化、その背景には2つの出会いがあったから。

「 マーケティング 」との出会い

サロンオープン当初「 腕を磨けばお客さんは自然と増えていく 」そう思い込んでいたわたしは、必死になって施術スキルばかり磨いていました。

それはいまでも間違ってはいなかったと思うのですが、もう一つ、必要だったのは、「 マーケティング 」でした。

それは、わたしのサービス(施術)をどんな方に受けてもらい、どうなってもらいたいか、またその人たちにどうやってわたしの施術を知ってもらうか、というスキル。

セラピストとしての施術スキルだけでなく、自分のサービスを必要としている人に知ってもらうスキルを学んだことで、売上は飛躍的にアップしました。

「 ストレングス・ファインダー 」との出会い

もう一つの出会いは「ストレングス・ファインダー」でした。

「ストレングス・ファインダー」とは、世界で50年以上の歴史があり、2,500万人が実践している強み発見診断です。

この診断を受けたことで、わたしは、自分の強みと弱みを自覚することができ、またそれらを活かした働き方ができるようになりました。

ストレングスファインダーと出会う前までのわたしは、自分の弱みばかりに意識がいってしまい、それらを克服することばかりに時間を費やしていました。

強みにいたっては自覚すらしていませんでした。

自分らしく働きたい、という思いで起業したのにも関わらず、自分のことがまったくわかっていなかったのです。

感情を殺して働く、寝る

サロンオープン当初もハードでしたが、実をいうと会社員だった頃のほうが、またある意味でハードな毎日でした。

会社員だった頃は、体と心の不調を繰り返し、転職すること7回。約10年間の会社員生活のなかで、2回ほど鬱になったこともあります。

会社に行こうと思っても体がいうことをきかず、会社に近づくとなぜか涙が出てきてしまう、通勤途中に何度交通事故に遭いたいと思ったのかわかりません。

感情を殺して働く、寝る、繰り返す。

こんな生活が後何十年も続くのか、、という暗澹たる日々でした。

自分らしく働く、なんてドラマの世界の話。それよりも、将来、食べて行けるのか、しっかり社会でやっていけるのか、そんな不安ばかりを感じていました。

当然、自分に自信はなく、自己肯定感なんてまったくありませんでした。

誰でも自分らしく

お客様や生徒さんに会社員時代やサロンオープンした頃の話をすると「 信じられない、想像できない 」と言われちゃいます。

わたしにとっても、起業してからこれまでの約10年間で、驚くほど自分が変わることができた、と思っています。

仕事が楽しい、自分らしく生きることがこんなにも楽しいことだなんて。

これらは決して、わたしが特別なスキルや才能を持ち合わせていたからではないんです。

自分らしく生きることは難しいことではありません。誰にでもできることです。

なぜなら、それは学び育てていくことで後天的に身につけることができるスキルだから。

私はそのスキルを必要な人に知ってもらい、自分らしく生きてほしい、そんな想いを込めながら、コーチ・コンサルをしております。

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